動画の容量はどれくらい変わる?5秒のテスト映像で比較

確認範囲:公式資料と、クラウド環境での合成動画の圧縮試験を基に作成しています。広告リンクは未設置です。

「解像度を下げれば、どんな動画も何割小さくなる」とは言い切れません。動きや圧縮設定で結果が変わるからです。そこで、人物や私物を含まない5秒の合成テスト映像を作り、条件を固定して比べました。

先に押さえる3点

  • 容量は解像度だけでなく、映像の内容や圧縮設定でも変わります。
  • 今回の数値は5秒の合成映像の結果で、iPhoneの実写動画や特定ソフトの性能評価ではありません。
  • 元動画を残し、短い区間で容量・画質・音声・再生を確認してから全体を処理します。

今回の条件

FFmpegのtestsrc2で作った1920×1080、30fps、無音の5秒映像を使用。元はH.264・CRF18、比較用の3本は同じ元動画を読み込み、1080p・720p・480pをいずれもH.264・CRF23・同じプリセットで再圧縮しました。比較用3本では解像度を変えていますが、見た目の品質が同じという意味ではありません。元動画とは圧縮設定も違うため、元とのサイズ差を解像度だけの効果として扱わないでください。

1080p・720p・480pは映像の縦方向の画素数です。CRFは今回使ったエンコーダーの品質設定で、ファイル容量を指定する数値ではありません。同じCRFでも、解像度が違えば見た目の品質が同じとは限りません。

条件実測サイズ
元の合成映像:1080p・CRF186.004 MB(6,003,898 bytes)
比較用:1080p・CRF233.718 MB(3,718,031 bytes)
比較用:720p・CRF230.978 MB(978,417 bytes)
比較用:480p・CRF230.363 MB(362,830 bytes)

ここでは1 MBを1,000,000 bytesとして、小数第3位まで表示しています。CRFの参考:FFmpeg公式ドキュメント

この結果から分かること・分からないこと

このテストではファイルサイズの変化を確認できます。ただし、iPhone動画、顔、風景、細い文字の見え方や、有料ソフトの性能を評価した結果ではありません。画質に満足できるかは、実際に使う素材を同じ画面サイズで見比べる必要があります。

自分の動画で試すなら

元の動画を残したまま、動きや文字を含む短い区間で試します。送信上限に入ることに加え、文字が読めるか、音声がずれていないか、受け手の端末で再生できるかを確認します。最初から全動画を変換するより、失敗時のやり直しを少なくできます。

測定日:2026年11月7日。測定はクラウド環境で実施。iMovieやVideoProcの実測値ではありません。

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